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ハーブ&ドロシー

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先週、「ハーブ&ドロシー」を観た。

アメリカ現代美術のコレクターである老夫婦、
ハーブとドロシーを追ったドキュメンタリー。
2人はお金持ちの富裕層でもなんでもなく
ハーブは郵便局員。ドロシーは図書館司書。
つつましい生活の中で、自分達の手が届くアートをコレクションし続けている。

コレクションの条件は
「1LDKのアパートに収まるサイズ」
「自分達の給料で買える予算内であること」
それだけ。

「アートを買う」っていう感覚が、
私にとってはあまり日常的ではないけれど
本当は、アートってもっと気軽に手に入れて
身近な存在にできるものなんだなぁと思った。

美術館へ行ったら、ポストカードなんかを買って帰って
部屋の壁にピンで留めたりはするけれど
そういう感覚で、アーティストの作品をコレクションする
っていうのも、ありなんだなーと目からウロコ。

2人はほとんど「収集癖」に近いくらい、
もう取り憑かれたように、NY中のアーティストの作品を集めていく。
40年近くかけて集めていったコレクション、その数、4000点以上!!
これが1LDKのアパートに全部収められてるんだから、びっくり。
「収められている」っていうか、「しまい込まれてる」っていうか。。。

アーティスト側としては複雑な気持ちだったりしないのかなぁとも思った。
だって、ベッドの下にしまいこまれていたり本棚の上に山積みにされていたり
保存状態は必ずしも「良好」ではないようだったから。

実際、ワシントンのナショナル・ギャラリーから
「あの数々のアートが、火災で燃えてしまったら!?
水槽の水が溢れ出て水没してしまったら?!?」
と心配されて、結果、寄贈することになるのだけれど。
(夫婦はアートを「売らない」ポリシーなので、寄贈した)

でも、アートってそういうもんなんだろうなーとも思う。
生み出された瞬間から、アーティストの手を離れて
ベッドの下だろうと、立派な額の中だろうと
それはその「アート」の運命。

私は自分でも時々絵を描くけれど
実は美術を鑑賞するのはそんなに得意じゃなかった。
正直、「よくわからない」から!

でもここ数年、色々考えてもよくわからないので
「好きか嫌いか」
だけで観るようになったら美術鑑賞も楽しめるようになって来た。

ハーブとドロシーも、「好きか嫌いか」「美しいかそうじゃないか」
シンプルな目(だけど確かな審美眼)でアートを選んでいるみたいだった。

自分の審美眼を信じる、というか
好きな物を決めるのも、美しいと思うものを決めるのも、
さらには自分にとって何がしあわせかを決めるのも自分。
(そういえば、あまり好きじゃないけど相田みつをも
「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる。」って言ってたな。。。)

そしてそれが出来ている2人はとても豊かに生きている感じがした。

ドロシーが

「美意識は人それぞれのものでしょう。。.
ハーブをハンサムだと思わない人はたくさんいるけど、
私にとってはキュートで魅力的な人!」

と言っていたのが印象的!
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猟犬のように作品に喰い付いて鑑賞するハーブと一歩引いて鑑賞するドロシー
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by tori78 | 2011-01-26 14:53 | 映画

ノルウェイの森

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元旦に見ました、「ノルウェイの森」。

それが、私ときたら小説読んだのに
内容をすっかり忘れていて・・・
というか、いつも不思議なのだけれど
村上春樹作品は、読んだ直後に内容が飛ぶというか
記憶に残らないというか、毎度毎度、何も覚えていないのです。σ(^_^;)

そんなわけで内容を覚えていなかった私は
この映画を義弟とふたりきりで観るという不思議体験をしました。(笑)

元旦、暇をもてあました我が一家は映画を観に行く事に。
が、観たい映画が分裂。
かたや「ハリーポッター」派。
私と義弟はハリーポッターには興味がないので
内容のことはまるで考えず、ノルウェイを選択。

見終わった後、義弟とふたり
「いや〜、これをこのふたりで見たのって、かなり奇妙だよね」
と言い合う。気まずさを言葉に出してかき消す。。。

それで、映画の感想は(見てない人は読まない方がいいかも)
前々から薄々感じてはいたけれど
私は村上春樹が好きじゃないんだな、とわかりました。σ(^_^;)

ただ、小説のノルウェイの森は読後感が全く残らなかったのに対して
映画「ノルウェイの森」は、時々映像がふっと頭をよぎる事があります。
映像のインパクトが強かったのかな。

感動した!とかいうのは全然ないのだけれど、
「気になる」という感じ。

なんか、あのシーン、変だったなぁ、、、とか
あのシーンのあの音楽、恐ろしかったなぁ、、、とか
菊池凛子のあのしゃべり方が妙に気になったなぁ、、、とか
あの台詞回し、やっぱり英語をヘタクソな翻訳家が翻訳した文みたいだった、、、とか。

そういう記憶の残りかたでした、私には。

村上春樹作品は、
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
「アフターダーク」「ノルウェイの森」「1Q84」
しか読んでいないので、村上春樹を語れる程のフリークではないのだけれど、
どれも読み始めは読みにくく、なかなか世界観に馴染めなくて
だけどその壁を乗り越えると読むのが楽しくなって一気に読み終わり
そして読み終わった途端、内容を忘れる、というパターン。
それはこれといって内容がないからなのかもしれない。(私にとって)
その世界の中にいる間だけは楽しい。
でも読んだことによって、自分の日常に何か強烈な影響を与えるというような事は全然ない。

ただ、毎回販売戦略が上手だし、知名度もあるから
本が売れるし、読んでいる人も多い分
村上春樹について話をできる、というメリットがあるのかも。
コミュニケーションツールとしての本、っていう感じ。

実際、気になる台詞まわしについて語る、とかいうのは楽しいと思う。
あの独特の話し方をマネしてしゃべるとかいう遊び。

そういうのがしたくって、読んでるのかも、私。。。苦笑。

そういう人は多いみたいで、こんなサイトもあった。
「村上春樹風に語るスレジェネレーター」

例えば「猫」という単語について村上春樹風に語るとこうなる。

 そして今日でもなお、日本人の猫に対する意識はおそろしく低い。
 要するに、歴史的に見て猫が生活のレベルで日本人に関わったことは一度もなかったんだ。
 猫は国家レベルで米国から日本に輸入され、育成され、そして見捨てられた。それが猫だ。


ぶははー、、、おかしい。。。

好きじゃない、と言ったけれど
ある意味好きなのかもしれない、、、村上春樹、、、苦笑。
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by tori78 | 2011-01-21 11:35 | 映画

おいしいお店シリーズ

昨日に引き続き、この年始に行って美味しかったお店シリーズ、その2。

charcoal jus (チャコールバルジュ、と読むのだそうだ)

さくら野の裏通り、Oggi Domaniの並びのビル、
小さな階段を昇るとあるこじんまりとしたお店。

まず、お店の方がとても感じが良くて素敵。
年始に一度行って気に入ってしまったため
立て続けにもう一度行ったのだけれど
ちゃんと覚えていてくださって、
「また来ていただいて、ありがとうございます」
と声をかけてくれた。ちょっとしたことだけど嬉しい。

写真はないのだけれど、つきだしで出してくれる「磯スープ」。
寒い日にすーっとお腹が温まる、やさしいスープ。おいしいー。

さらに、日替わりで3種?4種から選べるお通しも嬉しい。
お通しが選べる、ってあんまりないような。
選ぶ楽しみがあるっていうだけでまずテンションがあがります。

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これ美味しかったーーー。行ったら是非食べていただきたい。
ムール貝の白ワイン蒸し。

ムール貝、プリプリしていて臭みも全くなく、
スープが抜群に美味しかった〜。
添えられているハーブ(なんだっけな、聞いたのに忘れたσ(^_^;)
の味がとてもよく効いています。
ムール貝を堪能した後に残ったスープには
奥に見えるビーフンを入れて食します。う〜ん、たまらん☆

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こちらは鴨肉のグリル。(料理名を忘れました、すみません。。。σ(^_^;)
鴨肉には目がなくて。
炭火で焼かれた鴨肉に手前に見える山椒、塩、七味をお好みで。

他にもたくさん食べたし飲んだのだけれど、、、
例によってカメラで撮るより先に食べてしまいました。。。

お店のこじんまり感もちょうどよくて居心地が良いです。
好きです、このお店!!!
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by tori78 | 2011-01-20 16:41 | おいしい

一心 加減 燗

そういえば、お正月に、前から一度行ってみたかったお店で家族の新年会をした。

我が家は父、私、そして妹の旦那さんがお酒好きなのでこのお店へ。
一心 加減 燗

つきだし。エビが甘かったなぁ〜。
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生牡蠣。大きくてぷりっぷり。
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一心さんは本店、光庵とあるのだけれど
この日行ったのは燗のお店。
燗、、、そう、寒い冬には嬉しい熱燗!!
ここ、各テーブルに燗つけ機が備え付けてあるのです。
このように・・・↓
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ここで、お好みの加減に温めてお酒を楽しめるという
飲ん兵衛にはもう嬉しい楽しい限りのお店。

この日は。。。

神亀 純米吟醸小鳥のさえずり 
乾坤一 (大吟醸を飲んだのかな?)
睡龍 生もとのどぶ

などなど、他にも飲んだけど忘れてしまった。。。(^_^;)

「これはぬる燗がおいしいね」
「これは熱めがいいね!」

などと言いながら好みの燗具合を探るのもまた楽しい。

お料理も、写真以外にもたくさん食べたのだけれど
カメラより先にお箸が伸びてしまったので写真はこれだけ。。。笑

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酒肴盛り合わせ。

お酒好きにはおすすめのお店。
ぜひ〜☆
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by tori78 | 2011-01-19 17:23 | おいしい

子猫のワクチン

日曜日のこと。

タオちゃん生後3ヶ月目のワクチン接種のため
動物病院へ連れて行ってきました。

ブリーダーさんのところでも1回目のワクチンは接種済みだけれど
我が家へやってきてから動物病院へ連れて行くのは初めて。
普段からキャリーをその辺へ置いておいているので
キャリーにはすんなりおとなしく入ってくれたのだけれど
車の音が怖いのか、移動中はずーっと
「キィー キィー」と鳴いていました。(声がものすごく小さい)

午前中の診察時間ギリギリで病院に到着すると
ん?見慣れた顔が。

なんと、ソラッピンを連れた高野食堂さんじゃないですか!

なんだか病院で知った顔に会うと妙に安心感。

2匹を並べてはしゃぐ飼い主。これが初対面!(てキャリー越しだけど)
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のんきなタオさんと常連のため病院の怖さを知っているソラッピン先輩。

タオちゃんは家族猫以外の猫に会うのは初なので
そもそもソラッピンが何なのかがよくわかってない様子。
威嚇するでもなく、鳴くでもなく
ただジーーーっと凝視。ソラッピンが珍しかったのかな。。。笑
(高野食堂さんも2人の対面をブログに書いてくれてたよ→

病院についてからはずいぶんリラックスの様子。
こんなにくつろぐ人いるだろうか。。。ここ病院ですよーー
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診察の時も、キャリーからひょっこり出て来て
診察台の上でもくつろいで横になる始末。

先生 「猫はね、嫌な事されると覚えてるからね。恨み深いからね」

チーズのかけらをもらって、夢中になってる間にチクリと注射完了。
一瞬ビクっってなったのに、注射打たれたことに気がついてなかった。。。

先生 「ずいぶん、おおらかな子だねぇ・・・σ(^_^;)」

その後しばらーーく経ってから、消毒液で濡れてる自分のお尻に気がついて
「ん?濡れてる!」って感じだったけど、、、気がつくの遅すぎ。

知らないっていうのは幸せだね〜〜
ずっとこうだといいんだけど。

次回病院へ連れてくるのは去勢手術の時だと思う。
かわいそう!だけど、長生きしてもらうためにもやらなくては。
(オス猫特有の病気にかかりにくくなるんだそうだ)

どうか健康で、元気に長生きしてくれますように☆
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by tori78 | 2011-01-18 17:54 |

2011年

アッという間に年が明けて、気がつけば日常生活がスタート。
2011年ですねぇーーーひえーーー
この間2010年になったばかりだと思っていたのに!

そんなわけで明けましておめでとうございます。
サボり気味のブログですが、
今年も気長によろしくお願いいたします☆

年末年始のあれやこれやをちょっと。


仙台へ帰って来てから2年越し?
やっとまともにページェントを見ました。
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西公園のSLもピッカピカ。サッカーボールが乗ってるのは意味不明だけど。。。
私は3才まで街の中に住んでいたので
その頃このSLでよく遊んだのを思い出して懐かしかったーーー
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クリスマスは家族で過ごしました。
ものすごく正式なクリスマスの過ごし方。。。σ(^_^;)
母がチキンを焼いて、私はサラダとカナッペ担当。

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そして、サンフランシスコのまことさんが送ってくれた
スパークリングワインを開けました。
コッポラ監督が娘ソフィアのために作ったという、このワイン。
ラベルが素敵〜☆☆☆おいしくいただきました!!
ありがとうございます!!!
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年が明けて。
我が家のお雑煮はこんな感じ。いくらが乗ってるところが好き。
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初詣に並んでいる間に、獅子が厄を食べに来てくれました。
初詣で獅子に厄食べてもらったのは初めてな気がする。。。
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今年のお正月は、子猫効果もあって
いつもは3人暮らしでひっそりの我が家に
たくさん人が遊びに来てくれてにぎやかでした。
子猫がいる狭い部屋に大人が6人膝を突き合わせて
ぎゅうぎゅうに座っているのがおかしかったなぁ。。。

その分、お正月が終わった後の静けさ。
あれが毎年毎年、寂しい!

とはいえ、日々の生活がゆるゆるとスタートした今、
きっとあっという間に2月になってるんだろうなぁと思います。

今年の抱負的なものは、卯年ということもあり

「二兎を追う者は一兎をも得ず」

を心に、頑張って行こうかなと思います。

欲張らず、真摯な気持ちで、目の前のこと、
自分にとって本当に大切なことが何か迷わないように!

どうか、楽しい1年でありますように☆
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by tori78 | 2011-01-07 11:03 | つれづれ