ちょっと前に書くだけかいてUPし忘れてた記事。
せっかくなのであげておこう。。。 先日やっと「SOMEWHRE」見ました。 映画館は人でごったがえし。 仙台は震災後、シネコン系の映画館がどこも休業。。。 ああいう建物は地震に弱いらしく、 映画館だけじゃなく、バイパス沿いの大型店舗も結構やられてます。 そんな中、ミニシアター系の映画館 「仙台フォーラム」と「チネラヴィータ」は頑張ってくれています。 (先日、利府のMOVIXも復活!) 小さい小さい映画館に、 映画に飢えた人たちがたくさん! みんな映画が見たいのです! 映画は、全然違う世界に行けるからいいよね。 ライブも映画も、早く普通に見られるようになるといいなぁ。 ここからは映画の勝手な感想なので、まだ見てない人は読まない方がいいかも。 (ネタバレってほどではないけど。) 良かった。けど「さらりと良かった」って感じ。 フェラーリがあまりにも印象的すぎて、 最終的にフェラーリの映画見たんだっけ?って気すら。。σ(^_^;) でもダコタ・ファニングの妹、エル・ファニングは妖精みたいにかわいいし 着てる服もどれもこれも可愛くて素敵だった。 ただ庶民な私は、あまりにかけはなれたセレブ感に共感しきれず どっぷり感情移入は出来なかったかも。 実際、ソフィアコッポラの少女時代はこんな風だったのかなぁ。。。 ソフィアコッポラはやはりソフィアコッポラだった、というきれいなきれいな映画。 もう一本は3.11の一週間前に見た映画。 良かったのに、地震ですっかり忘れてた。 夫を亡くし、ひとり老後を過ごすためロンドンのホテルにやってきた老婦人は、 孤独な暮らしの中で美しい青年と出会う。 やがてふたりは年齢、そして性別を越えた絆で結ばれていき……。 というあらすじなんだけど、これだけ見ると おばあちゃんと青年の恋物語?と思うかも知れないけど そういうんじゃなく、とても豊かな友情物語だったな、と思う。 いろんな年齢層の人と友情を結べるっていうのはすごく豊かなこと。 人生の深ーいところからのアドバイスは形はないけど、ものすごい財産になる。 (わたしはお茶の先生80歳が最高齢のお友達(先生だから友達じゃない?)かなぁ) この映画、ただ温かいだけではなくて、とても切ない。 でも人生って時にはたまらない哀愁が漂うものかも。 出会いがあって、別れがあって。。。 苦々しかったり、上手く行かなかったり、 時にはたまらなく哀しかったり。 でも涙が出る程美しかったり。幸せだったり。心穏やかだったり。 人生がそういうものだって 改めて心にしみて来て、ジーーーーンとしてしまった。 ラストシーン。 テムズ川からビックベンをのぞむ景色がそりゃーもう、きれいできれいで。 哀しい事と美しい事って表裏一体だなぁ。。。と思ったのでした。
by tori78
| 2011-05-24 16:49
| 映画
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